パワコンとは?選ぶときにチェックすべきポイントとは?

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太陽光発電を始めようと考えたときに、かならず聞くことになるのが「パワコン」という単語。
専門用語を聞いてしまうと、何か難しいものに見えてしまいますよね。

今回の記事では、パワコンの性質や選び方を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□パワコンとは

パワコンとはパワーコンディショナーの略語で、太陽光発電による電気を過程で使えるように変換したり、システム全体を効率的かつ効果的に稼働させたりといった重要な役割を持つ機械です。
別名PCS(Power Conditioning System)とも呼ばれています。

普段私たちの使用している電気は「交流電力」です。
しかし太陽光発電で作られた電気は「直流電力」であるため、変換が必要となります。
そこで役立つのがパワコンなのです。

なお、発電した電気を余すことなく使用するのは不可能です。
変換した時に、どうしても5%ほどのロスが発生するためです。

□パワコンを選ぶときのチェックポイントとは?

このように太陽光発電で重要な役割を果たすパワコンですが、発電システムと同様さまざまなメーカーがあり、性能も異なってきます。
一般に太陽光発電システムとパワコンのメーカーは揃えますが、メーカーの中でもさまざまなモデルが存在します。
ここではどのパワコンを選ぶべきかについて、チェックポイントを3つ紹介します。

1.最大定格出力

最大定格出力とは、出力可能な電力の最大値のことです。
パワコンの出力が大きいほど性能は高くなりますが、コスパを考慮して高価なものが選ばれることは少なくなっています。
具体的には、4kWのものと5kWのものでは10~15万円ほどの差があります。

2.変換効率

先ほど、パワコンでの変換ではロスが発生すると紹介しました。
このロスの大小を表すのが「変換効率」です。

ほとんどのメーカーのパワコンの変換効率は94%ほどですが、中には98%というものも。
最大定格出力より重要度は劣りますが、ぜひチェックしたいポイントです。

3.大きさ

パワコンで注意したいのが大きさ。
32型テレビと同等と意外に大きいため、設置場所についても考える必要があります。
大きさを考慮して室内に設置しない場合、室外に置くことになるでしょう。
そのときは運転音についても検討する必要があります。

□まとめ

発電した電力を変換するパワコンには、さまざまな種類のものが存在します。
そのため自分たちの状況に合わせて、最適なものを選ぶ必要があります。
今回の記事ではその際のポイントとして、「最大定格出力」、「変換効率」、「大きさ」を紹介したので、参考にしてみてください。

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