太陽光発電のランニングコストはどれくらい?

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太陽光発電の導入にはコストがかかりますよね。
しかし導入するときは、稼働中にかかる費用も把握しておくことが大切です。

当記事ではまず、費用を考えるときに重要な「イニシャルコスト」と「ランニングコスト」という2つの概念について紹介します。
その後、ランニングコストの内訳を紹介していきます。

□太陽光発電のランニングコスト・イニシャルコストについて

*ランニングコストとは

ランニングコストとは、「運転資金」や「設備維持のための経費」を指します。
また、「消耗品費」や「維持費」と言われることも。
まとめると、設備やサービス維持のために継続的に発生する費用のことを指します。

冷蔵庫で例えてみましょう。
運転の際には電気代がかかります。
この電気代がランニングコストとなります。

*イニシャルコストとは

イニシャルコストとは、初期費用のことです。
先ほどの冷蔵庫の例で考えてみましょう。
導入に当たり、購入費が発生します。
この購入費がイニシャルコストとなります。

□太陽光発電のランニングコストの内訳

ランニングコストの具体的な内訳を見ていきましょう。

1.点検費用

長期的な稼働を想定している太陽光発電では、定期的な点検やメンテナンスが求められます。
中でも50kW以上の太陽光発電では、法定点検が義務とされています。
1回の点検当たり1~3万円がかかります。
点検は安全性のためだけでなく、発電効率のためにも大切です。

2.清掃費用

太陽光発電の汚れや、周囲の草木の処理にかかる費用です。
一般的に、パネル1枚当たり500~1000円程の費用がかかります。
除草作業の費用相場は、1平方メートル当たり50~150円程です。

3.保険料

太陽光発電システムは災害やその他要因で破損する恐れがあります。
火災による二次災害もあり、対策が求められます。

そのため、火災保険や地震保険といった保険への加入がおすすめです。
保険料は、初期費用の2.5%~3%が相場とされています。

4.故障や破損時の修理代

修理代の目安を以下にまとめます。

・太陽光パネル:1枚当たり10~15万円程
・パワコン:買い替える場合は20~30万円、修理の場合は3万円程

5.税金

税金の内容を以下にまとめます。

・固定資産税
・所得税
・廃棄費用

□まとめ

太陽光発電を導入するときは、イニシャルコストとランニングコストの両方を把握しておくことが大切です。
当記事ではランニングコストに着目し、内訳を以下のように紹介しました。

1.点検費用
2.清掃費用
3.保険料
4.故障や破損時の修理代
5.税金

当記事が皆さまの参考になれば幸いです。

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