太陽光発電を設置するためのベストな条件とは?実は屋根が重要です

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再生可能エネルギーを用いた発電方法で最もメジャーと思われるのが、太陽光発電です。
メジャーな理由としては導入が比較的容易な点が挙げられるでしょう。
しかし、太陽光発電には実は向いている条件と向いていないケースがあります。
今回の記事では太陽光発電のベストな設置条件と、対応が必要なケースを紹介します。

□太陽光発電のベストな設置条件

*太陽光発電に適した屋根や環境を紹介します

1.屋根について
太陽光発電をする場合、南向きの、角度が30度以上ある屋根が理想です。
またパネルは4kW以上置けるとさらに良いでしょう。

角度が重要なのは、太陽光が屋根に直角に当たったときが最も発電効率が良いためです。
ただしこれは平均であり、地域差があります。
北海道なら40度前後、沖縄なら25度前後の角度が良いでしょう。

また「ベストな設置条件」というよりも「前提条件」なのですが、屋根は太陽光パネルの重量に耐えられなければなりません。
その上で4kW以上置ける広さと耐荷重があれば、ベストということになります。

2.環境について
日照量は、実は発電の向き不向きにあまり関係しません。
たとえば北海道は日照量の少なさに対して設置量が多い地域です。
お住まいの地域の発電効率について、まずは一度調べてみてください。

□対応が必要なケースとは?

*対応が必要な2つのケース

1.積雪が多い場合
日本にはどうしても積雪が多くなってしまう地域があります。
雪はパネルを覆い隠して発電量を低下させてしまったり、損傷の原因になったりします。
また落雪しやすくなってしまうため、事故につながるリスクもあります。

そのため対策が必要であり、対策の例は以下の通りです。

・パネルに15度以上の傾斜を作る
・落雪を防止するための設備を備え付ける
・耐雪機能のあるパネルにする

2.海岸沿いの地域
あまり馴染みが無いことかもしれませんが、「塩害」への対策も必須です。
塩害は金属部分のさびや樹脂部分の劣化につながります。
対策の例としては、以下が挙げられます。

・塩が溜まる前に塩分を払う
・表面に知りコンパウンドを湿布する
・塩害仕様のパネルを選ぶ

□まとめ

太陽光発電をする場合、屋根が大切なポイントです。
南向きで角度が30度前後の屋根が一般にベストと考えられます。
一方で屋根の耐荷重が小さく、積雪の多い地域、海岸沿いの地域の場合は何らかの対策が必要ということになります。
あなたのお住いの地域や屋が太陽光発電向きかどうか、太陽後発電を導入するときは確認しておきましょう。

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