太陽光パネルの垂直設置とは?どんな特徴がある?

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日本では電気料金が上がりつつあります。
電気代を節約するために太陽光発電の導入を検討をしている方もいらっしゃるでしょう。
そこで屋根の耐久性が低い、土地が無いといった理由で諦めている方は必見です。
当記事では太陽光パネルの垂直設置について紹介します。

□太陽光パネルの垂直設置を紹介します!

太陽光パネルの垂直設置とは、太陽光パネルを建物の壁面に設置することです。
壁面設置とも呼ばれ、地面と直角に設置する方式となります。
これは一般的な角度である平行もしくは30〜45度とは大きく異なっていますね。

太陽光パネルの垂直設置は、現在進行形で開発が進んでいる方式です。
これまで施工事例が極めて少なく、あまり取り入れられてこなかった太陽光パネルの垂直設置。
しかし垂直設置には独自のメリットがあり、これからはより多くの方が導入していくことになるでしょう。

このような垂直設置ですが、「ビルやマンションの話」と考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかし垂直設置は、一戸建ての住宅でも導入可能です。

□太陽光パネルの垂直設置で得られるメリット・デメリット

*3つのメリット

1.屋根や地面以外の場所でも発電可能

屋根や地面以外で発電したい方にとって有効な設置方式です。
これにより屋根の形状や傾きを気にせず設置できる、土地の選定が必要ないといったメリットを享受できます。

2.建物の大きさに合わせられる

屋根やカーポートに設置する場合、屋根の形状や重量に合わせた太陽光パネルを導入する必要があります。
垂直設置ではこれらの心配をすることなく、柔軟な設置が可能です。

3.積雪や落葉を気にしなくてよい

積雪や落葉によって発電効率が低下することがありません。

*3つのデメリット

1.一般的な設置法より発電効率が低下する可能性がある

太陽光パネルの最適な設置角度は27~45度とされており、垂直設置では発電効率が低下する恐れがあります。

2.光害に注意が必要

光害とは、太陽光パネルの反射光が近隣住民の迷惑となってしまうことです。
周辺施設に影響が出る場合は注意が必要です。

3.ノウハウや情報が少ない

まだまだマイナーな垂直設置。
情報が少ないため、調べにくくなっています。

□まとめ

太陽光パネルの垂直設置は、屋根や地面以外の場所でも発電可能という特徴から、様々なメリットがあります。
そのため注目されつつありますが、もちろんデメリットも存在します。
両方についてよく理解し、太陽光パネルの設置方式を選べると良いでしょう。

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