太陽光発電で効率の良い角度とは?最適な角度の調べ方も紹介します!

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太陽光発電は、地域によって発電量が異なります。
しかし、お住まいの地域が太陽光発電に向いているからといって、何も考えずに設置するのは得策ではありません。
設置方法についても考えることで、最大効率で太陽光発電を行うことができます。
当記事では太陽光発電の効率を最大化する向きや角度、その調べ方を紹介していきます。

□一般に理想は南向き・傾斜角度30度です!

太陽光発電でパネルを設置するときは、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。
気をつけたいポイントは2つあり、「角度」と「方角」です。

理想としては、「太陽光パネルが真正面から光を受ける状態」が考えられます。
そのため、屋根が南向きであることが理想でしょう。
反対に北側に設置した場合、発電量は約66%にまで低下することが予想されます。

また、屋根の勾配によっても発電量は増減します。
最適な傾斜は天候によって変化しますが、一般的には30度が理想とされています。

まとめると、「南向き」で「傾斜角度30度」が理想の状態です。

□地域ごとの最適設置角度の調べ方

例えば、青森県であれば傾斜角度は26度くらいが理想ですし、北海道であれば36度くらいが理想です。
このように、地域によって最適な設置角度は異なります。
また、同じ都道府県であっても、地域の天候や立地によって最適な設置角度は異なってきます。

では、どのように傾斜角度を決定すればよいのでしょうか。

有効なものとして、経済産業省所轄の独立行政法人NEDOのデータベースがあります。
国内837地点の約30年の日射量をデータとして保有・公開しているため、精度が高く信頼できるものです。
太陽光発電を始める際に必須の情報を提供してくれます。

実際に調べるときの流れは以下の通りです。

1:NEDOの日射量データベースにアクセスする
2:年間月別日射量データベース(MONSOLA-11)を選択する
3:「エリア」と「地点」を選択し、グラフを表示する
4:オレンジボックス内の「表示データ選択」で「角度指定」を選択する
5:青いボックス内の「最適傾斜角」を選択する
6:月々の最適傾斜角度と年間・季節別の最適角度が表示される

□まとめ

一般に、傾斜角度30度、南向きが最適な状態となります。
ただしこれは地域によって異なり、それを調べるためにはNEDOデータベースが役立ちます。
当記事ではその使い方も紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。

当社では、太陽光発電システムの導入やメンテナンスを行っています。
興味がある方は、まずはお気軽にご相談ください。

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