1kwhとは?電気代との関係は?紹介します!

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電化製品に記載されている1Wや1kWといった表示を目にしたことはありますか。
これらを用いた「1kWh」という単位を知っておくことで、電気代が計算しやすくなります。
当記事では電気代の計算方法について、「kWh」という単位とともに紹介していきます。

□1kWh(キロワットアワー)とは?

1kWhとは、電気の使用量を表す単位です。
「1kW(1000W)の電気を1時間使用した時の電気量」を表しています。
そのため、毎月支払うことになっている電気料金を決める要素となっています。

計算方法は、以下の通りです。

・kWh=kW(電力)×h(時間)

多くの家電製品の消費電力の表示方法はWです。
具体的に、kWhに変換してみましょう。

「消費電力1000W」のドライヤーを「2時間」使用したとしましょう。
このとき、1000W/1000×2=2kWhが消費した電力量となります。

□電気代を実際に計算してみよう!

ここでは、電気料金が実際にどのように算出されているかについて確認していきましょう。

電気料金は地域によって異なりますが、ここでは全国家庭電気製品公正取引協議会の電力料金目安単価である「1kWhあたり31円」を参考にします。
したがって、1Wの家電を1時間使用した時の電気料金は、「1W/1000(k)×1h×31円」で0.031円となります。
この家電を30日使用した場合は0.93円、365日使った場合は11.32円となります。

ここからはより具体的に、電気代を見ていきましょう。

・PS4を12時間使用した時の電気代

PS4の消費電力は200Wです。
0.031×200×12=37.20円となり、これが電気代となります。

・食器洗い機を1日1回1か月使った時の電気代

食器洗い機の消費電力を1500Wとします。
このとき0.031×30×1500×1=1395円が電気代となります。

*冷蔵庫やテレビの電気代の計算のときは注意が必要です!

テレビや冷蔵庫の消費電力量には、「使用中に大きく変動する」という特徴があります。
このような特徴を持つ電化製品の場合、記載されている消費電力から電気代を計算することは困難です。
そのため、「期間消費電力量」を用いて電気代を計算します。

期間消費電力量とは、家電を1年間使用した時に使う電力量の目安です。
ここに1kWhあたりの電力量料金単価をかけて、年間当たりの電気代を求めます。

□まとめ

1kWhとは、1kWの電気を1時間使用した時の電力量です。
電化製品ごとに異なり、これを用いると電気代を計算できます。
ただし、冷蔵庫やテレビといった消費電力量が変動する電化製品の場合、「期間消費電力量」を用いて計算します。
当記事が電気代の計算に役立てば幸いです。

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