蓄電池の後付けとは?ベストタイミングはいつ?

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「蓄電池の後付け」とは、太陽光発電システムがある場合に、後から蓄電池を導入することです。
蓄電池と太陽光発電システムの組み合わせには多くの恩恵があるため、後付けをする方もいらっしゃいます。
当記事では後付けする場合のベストタイミングと、その手法について紹介していきます。

□太陽光発電システムに蓄電池を後付けするベストタイミングは?

蓄電池を導入するときにおすすめのタイミングについて、4パターンに分けて紹介します。

1.全量自家消費型の家庭の場合
パワコンの買い替え時期が、蓄電池導入の最適なタイミングです。
契約中のパワコンの保証期間が終了してから故障が発覚した場合、パワコンの買い替えも検討すると思います。
このときコストを費やして修理するよりかは、新しく導入した方が効率も高くなります。
新規導入するときに、同時に蓄電池を導入すると良いでしょう。

2.2019年以降からFIT制度を利用している場合
2019年~現在でFIT制度の認定を受けている場合、ダブル発電のメリットを生かした運用が可能です。
ダブル発電には多くのメリットがあり、それを可能にする蓄電池の導入はとても有効と言えるでしょう。

3.2018年以前からFIT制度を利用している場合
2018年度以前のFIT制度が適用されている場合、蓄電池を利用した売電と太陽光発電からの売電について、どちらがコスト的にお得かを見極める必要があります。
この場合では、売電を目的としてダブル発電は損に感じるケースもあるかもしれません。
おすすめなのはシングル発電・ダブル発電のモードを自由に切り替えられる蓄電池を導入することです。

4.補助金の公募が活性化している場合
導入コストを重視したい方は、国・自治体といった公共機関の補助金制度に着目すると良いでしょう。
応募期間が限定されているケースも多いため、定期的に補助金の公募をチェックしましょう。
また、補助金の受け取りにはいくつかの条件があるため、必ず確認しましょう。

□蓄電池を後付けする方法とは?

パワコンがあまり劣化していない場合はパワコンを交換せずに、蓄電池本体のみを設置して使うことができるメーカーもあります。
省スペース化を重視する場合は、蓄電池とハイブリッドタイプの蓄電池を導入するのがおすすめです。

□まとめ

蓄電池を後付けするタイミングは、ご家庭の状況によって変わります。
導入コストを重視するのか、得られる利益を重視するのかなどについて明確にし、ご自身にとって最適な選択になるように考えておきましょう。

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