近くで工事をしているんですが、お宅の屋根このままじゃ危険ですよ!突然来る業者に要注意

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こんにちは!アミカブルサービスです。

どこのお宅でも、一度はこんな事があるのではないでしょうか。

「近くで塗装工事をしているので、足場を運ぶ手間が省けるから、安くできますけどやりませんか?」

「ご近所で使った塗料が余っているから、同じ色なら安く塗装しますよ」

「お宅の屋根、このままじゃ危険ですよ!雨漏りする前に葺き替えが必要です!」

「今、お隣の家からシロアリが出たから危ないですよ」

「床下が湿気で腐ってしまうから、乾燥させるファンを設置しないと倒壊しますよ」

例をあげたらキリがないほど様々な言葉で不安を煽り工事契約をとろうとしてくる業者がいます。

屋根や外壁、基礎といった部分は戸建てに住むうえで重要な箇所です。

業者に言われたら心配にもなりますので、ついつい慌ててしまいがちです。

それでも、その場で契約を急ぐ必要は全くありません!

近くで工事をしているから、足場が安くなることはありません。

足場は、建物によって本数・枚数が大きく変わります。

お隣の家の足場材をそのまま使えるという事はありません。

また、足場材は解体後に持ち帰り、不具合が無いか点検する必要があります。

塗装はどうでしょうか、余った塗料って家一棟分賄えるはずがありませんよね。

塗装に使用する塗料の量は、1㎡当たりの使用量×塗装面積)の計算で割り出して、必要な量をしっかり準備しています。
他の家を塗装できるほど余らせる業者がいるとしたら、それはむしろ危険です。

屋根の瓦やコロニアルなど目につくため家主さんも気になっていることが多いですが、坂道の上から坂下の家を見るならあり得ないこともありませんが、簡単に目視で確認するのはなかなか難しいものです。

きっかけ作りに過ぎず、実際には屋根に上ってから写真を撮る、あえて瓦を踏んで割る、ずらすといった事も行われる可能性があります。

シロアリも同じで、点検させてくださいと言い、あらかじめ用意したシロアリを手に「やっぱりいましたよ!!」と見せてくるケースもあります。

もちろん、建物のメンテナンスは必要です。

シロアリは5年タイプ、10年タイプと保証期間が薬剤や業者によって変わってきますので、保証期間が切れたら気になる方は施工を検討されると良いかもしれません。

床下の湿気は災害で浸水などが起こった場合には対応が必要ですが、一般家庭でファンを設置までの必要があることはまれです。

塗装は、10~15年を目安に検討されると良いかと思います。

いずれの場合にも、突然インターフォンを鳴らす見知らぬ会社とその場で契約をするほど急ぐ必要はありません。

私も経験がありますが

「ありがとうございます。家族が住宅関係の仕事をしているので相談しますので」と答えると帰っていきます。

近頃話題の、強盗事件の様に下見の可能性も否定できませんし簡単にドアを開けたり屋根に上らせない様に注意が必要です。

心配な時には、建設した際の工務店・ハウスメーカー、最近ではホームセンターのリフォームコーナーでも受け付けますのでどこかに一度相談をしてから検討しましょう!


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