全量自家消費型太陽光発電へ切り替えるメリットとさらに有益にする方法を解説!

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売電価格の下落や電気代の値上がりに伴って、太陽光発電の運用方法の見直しや、全量自家消費型への切り替えを検討される方が増えています。

そこでこの記事では、全量自家消費型太陽光発電に切り替えるメリットや自家消費をさらに有益にするためのポイントについて解説します。

□全量自家消費型太陽光発電へ切り替えるメリットはある?

ここでは、全量自家消費型太陽光発電へ切り替えるメリットを3つ解説します。

1.固定買取価格に左右されない

売電型の太陽光発電とは違い、固定買取価格の下落傾向に左右されません。

売電型の太陽光発電で利益を得るためには、FIT制度の固定買取価格が重要なポイントになりますが、固定買取価格は毎年下落傾向で改定されているため、利益を得るのは大変な状況と言えます。

その一方で、全量自家消費型太陽光発電は、売電収入を軸としない事業モデルなので、固定買取価格に左右されないのです。

2.FIT制度の認定に関係なく運用できる

売電型の場合、固定買取価格で売電するには、FIT制度と呼ばれるものに認定されなければいけません。

それに対して、全量自家消費型太陽光発電の場合は、売電を行わないため、FIT認定を受けずに始められ、スムーズに準備を始められます。

3.電気代の削減に注力できる

全量自家消費型太陽光発電は発電した電気を自家消費するため、電力会社からの電力購入費を減らせます。

その結果、売電収入で電気代をカバーする方法よりも、効率的に固定費を抑えられます。

□自家消費をさらに有益にするためには?

ここからは、自家消費をさらに有益にするためのポイントを2つ解説します。

まずは、パネルの角度です。

自家消費をさらに有益にするためには、多くの電気を発電することで、電力会社から受け取る電気を少なくする必要があります。

そのために、多くの電気を発電する必要が出てきます。

一般的に発電量をより見込むためのパネルの角度は、真南・30度が良いと言われていますが、緯度によっては違う角度の方が良い場合があります。

次に、蓄電池とエコキュートを設置することです。

太陽光発電は夜間に発電できないため、夜間に使用する電気を蓄えておく蓄電池の設置が必要不可欠です。

蓄電池を設置しておくことで、昼間に蓄えた電気を夜間に使用できるため、自家消費をさらに有益にできます。

さらに、エコキュートを設置すると蓄電池に蓄えた電気でお湯を沸かせられるため、ガス代の設置にもつながります。

□まとめ

全量自家消費型に切り替えると、固定買取価格に左右されなかったり、FIT制度の認定に関係なく運用できたりするなどのメリットが得られます。

さらに自家消費を有益にしたい場合は、パネルの角度の真南・30度にしたり、蓄電池とエコキュートを設置したりすることがおすすめです。

全量自家消費型太陽光発電について気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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