非常用発電機はなぜ必要?仕組みについても紹介します

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災害大国日本において、その対策は非常に重要です。
特に災害によって電気が停止すると、それによる損失は非常に大きいと想像できますよね。

停電対策としては様々なものが考えられますが、当記事ではその中でも「非常用発電機」に着目します。
その導入のメリットや、発電機の特徴・仕組みをご紹介していきます。

□非常用発電機とは

非常用発電機とは、通常の電力供給がストップしたとき、代わりに稼働して電力供給を行うものです。

大規模な地震や火災による停電は、とくに防災設備や人命救助のための設備にとって大きな敵です。
そのため、特定の条件を満たす建築物においては、消防法・建築基準法により、設置が義務付けられています。

また、非常用発電機は一般企業にも注目されてきています。
その根本的な理由として挙げられるのが「BCP対策」です。

BCPとは、企業が緊急事態時でも事業を早急に復旧できるように備える「事業継続計画」のことです。
BCPは早急に復旧できるようにするためだけでなく、取引相手に災害対策をアピールする効果もあるため、重視されつつあります。

□発電機の特徴と発電の仕組み

ここでは、主要な2つの発電機の特徴とその仕組みについて確認していきましょう。

*特徴

1.ディーゼル発電機の特徴
ディーゼルエンジンを主機関とする発電機です。
最も普及しています。
安定電力を出力できるという特徴を持ち、簡単にブレーカーが落ちません。
したがってタフであり、それが普及の理由でもあります。

2.ガス発電機の特徴
船舶用ディーゼルエンジンをベースに、天然ガスなどを燃料としたエンジンです。
排出ガスはクリーンかつ低微粒子となるため、硫黄酸化物を排出しません。
これにより、環境負荷の低いエンジンとなっています。
また、静かで低振動、燃料も低コストです。

*発電の仕組み

ディーゼル発電機もガス発電機も仕組みは同じです。
得られる運動エネルギーを電力エネルギーに変換して発電します。

変換には「オルタネータ」が作用します。
したがって、これら発電機は「運動エネルギーを生み出す機関」と「オルタネータ」を組み合わせた装置と言えます。

□まとめ

非常用発電機は、防災対策・BCP対策としてより注目されてきています。
主流なものとしてはディーゼル発電機とガス発電機があり、それぞれに魅力的な点があります。
各々の特徴を知り、自分に合ったものを導入していきましょう。

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災害対策を考慮して太陽光発電を検討している方は、お気軽にご相談ください。

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