任せて安心の
5つの理由

REASON

4. 家庭用蓄電池のススメ

売電から次のステージへ

電力会社から電気を買わない選択

太陽光など再生可能エネルギーによって作られた電気を電力会社が買い取る固定価格買取制度(FIT)が、2009年にスタートしました。この制度は、太陽光などの再生可能エネルギーで発電された電力を、国が定めた価格で一定期間電力会社が買い取る制度。しかし、この制度による買い取り期間は10年。つまり、2009年に売電を始めたユーザーは2019年に終了したことになります。と言っても、売電価格がゼロになったわけではありません。ただ、買い取り価格は大幅にダウン。1kwhあたり48円だった価格は、8円前後にまで下がってしまいました。この金額は電力会社から購入する値段と比較してもかなりの安値。収入目的で太陽光発電を導入した方にとっては大きな打撃となっています。それでは太陽光発電にする意味がないのかというと、そうではありません。電気を売らないという選択肢があります。つまり、売電ではなく自家消費へとシフトするのです。

ご存知のように、太陽光発電システムは太陽光を利用して発電を行います。もちろん、太陽が沈んでいる夜の間は発電出来ません。なので、夜間は電力会社から電気を購入することになり、夜使った分だけ電気料金は発生していることになります。しかし、太陽光発電で日中に発電している電気量は多く、とても使い切れる量ではありません。この余剰電力を夜間に回せば、電力会社から電気を買わずに生活することが出来るようになります。それを実現するのが、家庭用蓄電池です。

災害時にも安心な家庭用蓄電池

家庭用蓄電池とは電気を大量に蓄え、普段の生活の中でに使えるようにするシステムです。太陽光発電システムと連動させれば、日中、発電された余剰電力が蓄電池に蓄えられるので無駄にすることはありません。太陽光で発電出来ない夜間には自動的に切り替わり、家庭用蓄電池の電気が家に供給されます。つまり、夜間に使用する電気を電力会社から買う必要がなくなるので、自家発電した電気だけで暮らしていくことも可能です。

さらに大きなメリットは、災害時への備えとなることです。2011年に発生した東日本大震災、2016年に大きな災害をもたらした熊本地震、2019年に関東地方を襲った台風15号…。近年、大規模な自然災害が頻発しています。そして、災害発生時に最も困ることの一つが電力の問題。まだ、東日本大震災のときの停電の辛さを覚えている方も多いのではないでしょうか。そんなとき役立つのが家庭用蓄電池です。

停電が起こると自動的に蓄電池に切り替わり、ご家庭の電源を確保します。照明が突然消えても約5秒で復旧するので、夜間の地震でも安心です。もちろん、太陽光発電に大きな損傷がなければ日中も発電出来るので、通常と変わらない生活を送ることが出来ます。

あらゆる事態を想定した設置工事

大規模な地震が発生した場合、家庭用蓄電池が最も受けやすい被害は転倒です。もちろん設置工事にはメーカーの基準があり、簡単には倒れないように設置されています。しかしアミカブルサービスは、念には念を入れ、さらに高い強度を保つための基礎工事を行っています。

アミカブルサービスは、まず現地に行って現地調査を行い、地盤や設置スペースの確認を行います。その上でコンクリート基礎を打ち、安定した蓄電池の設置場所を確保。基礎を打つ前には、地面を固め傾きが無いように調整することも必要です。そしてコンクリートが乾いたら、その上から防水塗装を行い、強度を維持する仕上げを施しています。

オーバースペックのように思われるかもしれませんが、屋外に設置するタイプの蓄電池は何十年も雨風にさらされます。また、いつ大きな地震が来て、激しい揺れに襲われるか分かりません。事実、東日本大震災のときにはエコキュートが倒れたという事例も少なからず見受けられました。災害時に家庭用蓄電池が倒れ、生活に必要な電気を家に供給出来なかったら、それこそ蓄電池を導入した意味がありません。私たちは、あらゆる事態を想定し、お客様に安心して太陽光発電・蓄電池をご利用いただきたいと思っています。